良い睡眠に不可欠な「徐波睡眠」をご存知ですか?
こんにちは! Me THE Me ブランドベッド専門店メザメの山下です。
突然ですが、「徐波睡眠」という言葉を聞いたことはありますか?
「睡眠」という文字が入るので眠りに関する言葉なのですが、最近テレビや雑誌などでも紹介されていたりするので聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
睡眠は大きくレム睡眠とノンレム睡眠に分類されます。レム睡眠は急速眼球運動(Rapid Eye Movement)を伴う睡眠で、体は休んでいるが脳は起きている状態のことを指します。また、ノンレム睡眠は体も脳も休んでいる状態で、眠りの深さに応じて1~4のカテゴリーに分類されます。
その中で出現する脳波の特徴として周波数の低い成分(徐波成分)が中心となる睡眠を徐波睡眠と呼びます。カテゴリーの中でいうとノンレム睡眠3~4の間の睡眠状態がそれに該当し、睡眠の分類の中では深い睡眠にあたることから、健常者では熟眠感と関連があるとされているんです。別の呼び方で「深睡眠」と呼ばれることもあります。
健康的な若い成人における徐波睡眠の出現は、一晩の睡眠の最初3分の1に多く見られ、その量は加齢と共に減少していくことが知られています。
基本的にレム睡眠で記憶の整理・定着を行い、ノンレム睡眠で体温を下げ脳の休息を行います。また成長ホルモンもノンレム睡眠時に分泌されるといわれています。
因みに、人間は睡眠時に平均90分の睡眠サイクルを繰り返します。基本的には寝入って30~40分前後で一番深いノンレム睡眠の3~4になります。そして、下の図のようにノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しながら徐々に浅い睡眠に移行し目覚めます。
ただし、不規則な生活習慣や飲酒・喫煙などの要因があると、睡眠開始時に3~4の深い睡眠に達せず、浅い睡眠を繰り返すことで睡眠の質が低下してしまいます。テレビや雑誌などでよく見かける「中途覚醒」はまさに深い睡眠が充分に得られないことで起こる体の不調現象です。例えば、一日に8時間しっかりと睡眠を取っていても、眠りが浅い状態が多いと目覚めた時にスッキリしていなかったり、起きている間も常に眠い状態が続いたりと日常生活にも支障をきたしてしまいます。
冒頭に説明しました、加齢によって若いころと比べて睡眠が徐々に浅くなっていくことも分かっており、睡眠時間ではなく、睡眠の質を良くすることが重要となっています。
睡眠の質を上げるためには、運動や生活習慣の改善などさまざまな方法がありますが、メザメでは120種類以上のベッドの中から、お客様に合う適切なベッド・マットレスをご提案しております。同じブランドのマットレスでも、種類によって寝姿勢が変わったり、オススメポイントも異なりますので、是非メザメのスタッフまでご相談してみて下さい。
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